銀座のカレー屋 7名店

イエロースパイス 銀座店

銀座カレー特集
スープカレー 京鴨ロース 2,364円

札幌発祥のスープカレーを日本の食文化として根付かせたい―そんな思いを胸にオープンした「イエロースパイス」は、ミシュランビブグルマンを2年連続で獲得するほどの実力派。今回紹介するのは、京鴨ロースのスープカレー。低温調理で仕上げた京鴨ロースはおどろくほど柔らかく、食べ進めると甘みのある上品な脂がスープに溶け込み、奥行きのある深い味わいが生まれる。スープは「黄・黒・赤・白・濃黄」の5種類から選ぶことができ、その中でも人気なのが店名にもなっている「黄のイエロースパイス」。辛さは1から20まで調整可能で、和風だしの香りがふわりと鼻をくすぐるが、ひと口食べるとキリッと引き締まった辛さが舌に広がる。

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●イエロースパイス 銀座店
東京都中央区銀座6-12-2 東京銀座ビルディングB1F
TEL 03-6280-6626
営業時間 平日11:30~15:30/17:30~23:00 土曜11:30~22:30 日曜祝日11:30~21:30 不定休

インド料理 グルガオン

銀座カレー特集
バターチキンカレー 1,630円

グルガオンでは伝統的な北インド料理を中心に、店主がインド各地を食べ歩いて出合った料理を再現。名物の「バターチキンカレー」は、トマト、生クリーム、バターがベース。一口食べるとトマトの酸味が広がり、その後にバターのコクと程よい辛さが追いかけてくる。そこに一度グリルされたやわらかなチキンが加わり、しっかりとした味わいの上品な仕上がりとなっていた。甘く香ばしい熱々のナンは、これだけでも満足できるほどのおいしさ。「また来ようね!」という声があちこちから聞こえ、多くの人に愛されていることが伝わってくる。味にこだわる人も、インドカレーになじみのない人も、思わず笑顔になるカレーなのである。

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●インド料理 グルガオン
東京都中央区銀座 1-6-13 106銀座ビルB1F 
TEL 03-3563-0623
営業時間 平日11:30~15:00/17:00~22:00 土・日曜祝日11:30~16:00/17:00~21:30 年末年始休み

銀座スイス

銀座カレー特集
千葉さんのカツカレー プレミアム 3,500円

可愛いのれんの先にある階段を上がり、ステンドグラスの扉を開けると、老舗の洋食店らしい落ち着いた空間が迎えてくれる。首相官邸などで総料理長を務めた岡田進之助さんが1947年に創業し、カツカレー発祥の店としても知られる銀座スイス。名物は、常連であった元プロ野球選手の千葉茂さんに由来する「千葉さんのカツカレー」である。カツにはカレーソースがかかっておらず、専用の岩塩とソースを別添えで提供。カレーをかけてもよし、まずは岩塩で食べるもよし、自分好みのスタイルで楽しめるのがうれしい。ソースはひき肉の甘みと野菜のうまみが溶け合い、じんわりと広がる辛さが心地よい。濃厚ながらも飽きがこないさっぱりとした後味で、ラードで揚げられたロースカツは脂身の甘さと衣の軽やかさが絶妙だ。

銀座カレー特集

●銀座スイス 銀座本店
東京都中央区銀座3-4-4 大倉別館2F
TEL 03-3563-3206
営業時間 11:00~21:00 火曜休み

スパイシーカリーハウス 銀座半月

銀座カレー特集
2種盛りカレー 1,400円

平日は2種盛り、チキン、日替わり、土日はそこに限定3種盛りというメニューが加わるスパイシーカリーハウス 銀座半月。本格的なインドカレーから和洋中まで、さまざまなテイストのカレーを提供しているが、今回紹介する2種盛りは、梅しそチキンとチェティナードポーク。運ばれてきた瞬間まず目を引くのは、その鮮やかな見た目だ。カレーに添えられた彩り豊かな野菜が美しく、作り手のセンスが光る。梅しそチキンはさっぱりとしながらも辛さがしっかりとあり、スパイスが口中に広がるような味わい。一方、南インドの地方郷土料理に由来するチェティナードポークは、スパイスが強くタマリンドという果実を使用。一種類ずつ食べ比べてもよいが、真ん中のご飯を崩して2種のカレーを混ぜる食べ方もおすすめ。味だけではなく視覚的にも楽しい一皿だ。

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●スパイシーカリーハウス 銀座半月
東京都中央区銀座6-4-15 銀座JCビル1F
TEL 03-3573-3001
営業時間 平日・土曜11:00〜22:00 日曜・祝日11:00〜20:00 不定休

デリー銀座店

銀座カレー特集

1956年の創業以来、インドの味を生かしながらも日本人の味覚に合うカレーを目指すデリー。一番人気はメニューの中で最も辛い「カシミールカレー」だ。ラムとチキンが用意されているが、今回はチキンをチョイス。ルーはサラサラとしたスープカレーのような印象で、ひと口目からしっかりと辛さが感じられる。鶏肉は柔らかく煮込まれていて、スパイスの香りが鼻に抜けていく。舌がしびれるような刺激ではなく、体の芯からじんわりとあたたまるような辛さだ。カイエンペッパーが強く効いているが、じゃがいもの甘みが程よいアクセントになっている。ただ辛いだけではなく、その中にうまみが凝縮されているので、本格派のカレーを体験したい人におすすめ。

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●デリー銀座店
東京都中央区銀座6-3-11 西銀座ビル3F 
TEL 03-3571-7895
営業時間 平日11:30~22:00 土・日曜祝日11:50~22:00 年末年始休み

バンゲラズキッチン銀座

銀座カレー特集
旬の魚カレー サワラ(250g) 3,500円

日本ではめずらしく、南インドの港町マンガロールの料理を味わえるバンゲラズキッチン。今回は名物の「旬の魚カレー」を注文。その日に全国各地から仕入れた新鮮な魚から好きな種類を選べる。今回は6種類の中からサワラ(250g)をセレクト。カレーはココナッツの甘い香りが広がり、後からピリッとした辛みが追いかけてくる。ガーリックやクミン、チリなど、定番スパイスを使いながらも奥深い味わいで、アクセントの生姜も効いている。おすすめのウルドゥドーサは、インドのバターであるギーがたっぷりと使われ、もっちりとした生地の塩気とコクがカレーと好相性だ。ひと味違う南インド料理に、新たな発見があるはず。

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●バンゲラズキッチン銀座
東京都中央区銀座西2-2 銀座インズ2 2F
TEL 03-3561-5516
営業時間 11:00~23:00 1月1日休み
※その他の休みはビルの休館日に準じる。

ブラン亭

銀座カレー特集

銀座コリドー街にひっそりとたたずむブラン亭は、インド・ラダックにゆかりを持つ店主が営む。メニューは、チキン、ポーク、キーマ、豆、しらすの5種類で、おすすめはその全部を味わうことができる日替わりカレー。旬の食材を取り入れながら、その日の気候に合わせてスパイスを配合している。寒い時期には体を冷やすトマトやカルダモンではなくコリアンダーを増やす、暑い時期にはクローブを使うなど、食材やスパイスの効果を十分に取り入れ、そのときベストなものを食べさせてくれる。スパイスの力強さと、作り手のやさしさが感じられる味わいだ。使用する食材は長年信頼関係を築いた生産者から届けられるものばかり。ふと立ち寄れば、初めてでも長年通っているかのような安心感が広がる。店主との会話もまた、通いたくなる理由の一つだろう。

銀座カレー特集
日替わりカレー 1,100円

●ブラン亭
東京都中央区銀座7-2-14 第26ポールスタービル4F
TEL 03-3571-0972
営業時間 平日12:00~22:00 土曜12:00~14:00(※カレー講習会・チャイ講習会の開催時は休み) 日曜祝日定休
ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「Nileport」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。