今、乗るべき車

車重わずか1t。馬力あたりの荷重は5kg以下。シンプルさと高機動力のロータス・ヨーロッパS、ほどよい快適さのヨーロッパS-LX。スピーディにスマートに事を運びたいビジネスシーンにて、おおいに力を発揮することだろう。

Text Ryousuke Kitamori

車重わずか1t。馬力あたりの荷重は5kg以下。シンプルさと高機動力のロータス・ヨーロッパS、ほどよい快適さのヨーロッパS-LX。スピーディにスマートに事を運びたいビジネスシーンにて、おおいに力を発揮することだろう。

優れた機動力はビジネスシーンの味方に

Europa 225 (LX)
Europa 225 (LX)
エンジン:直列4気筒DOHC ターボチャージャー付き/排気量:1998cc
最高出力165kw(225ps)/ 5750rpm/最大トルク: 287Nm(29.3kg) / 4500rpm

多くのスポーツカーは速さのために、まずエンジンを大きくする。しかしロータスはその対極、軽さを第一に選ぶ。車重わずか1t。馬力あたりの荷重は5kgを切る。これだけで同価格帯のスポーツカーの多くを抜き去ることが可能だ。ましてや日本においては600馬力が生み出すハイスピードよりも瞬発力のほうが役に立つ。

そして軽さが生み出すのは運動性能だけではない。ヨーロッパSはその加速力にありえないほどの低燃費を誇り、どこまでも無駄がない。むろん、ラグジュアリーな車にゆったりと身をまかせるのもいい。が、ビジネスツールであるならば、威圧感も華美な装飾も必要ない。手に余る高性能はむしろ無駄ともなりかねない。

ヨーロッパSの潔いまでのシンプルさと高機動力、そしてLXのほどよい快適さ。スピーディにスマートに事を運びたいビジネスシーンで、おおいに力を発揮するはずである。

※『Nile’s NILE』に掲載した記事をWEB用に編集し再掲載しています

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。